2016
05/01

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クオリティ・オブ・ライフと緩和ケアの関係

 

クオリティ・オブ・ライフは終末医療の現場をはじめ、治療が困難になる疾患をケアする臨床現場で広く普及している概念です。特に、クオリティ・オブ・ライフは治療法の選択で重要になることに加えて、患者の心理面の負担を緩和するためにも不可欠な要素となります。そのようなことから、日常的なケアを担う看護師が把握しておくべき重要な知識とされるのです。
具体的に緩和ケアが提供されている臨床現場としては、がん治療の分野が代表的です。がん治療では、抗がん剤の使用や化学療法に伴う強い副作用があり、患者には全身の倦怠感や発熱・吐き気などが見られます。そのため、身体的な負担を取り除く緩和ケアの技術が重要です。リンパ浮腫や呼吸系の不具合・消化器系の臓器のトラブルのマネジメントなど、専門的な技術を駆使して身体的な苦痛を和らげるのが大切といえます。また、緩和ケアでは、患者のクオリティ・オブ・ライフにとって大切な心理面のマネジメントも行います。
重篤な疾患を患う患者は、日々進行する病状に不安を抱き、鬱的な症状を発症したり睡眠障害を起こしたりするケースが見受けられます。そのため、看護師が心理的な負担を緩和させる役割を担うことになり、カウンセリングを通じて心的負担を緩和させる役目になります。マッサージやペインマネジメントの技術を用いて、心身ともにリラックスした状態を作り上げる事が重要です。患者の生活を重視した看護師の緩和ケアは、重篤な症状を伴う疾患ほどその重要性が増してきます。このサイトもチェック⇒「クオリティ・オブ・ライフ」を求めて